後藤 一
Hajime Goto

大阪府大阪市出身。
両親全盲の元で生まれる。

父は音楽の道を進み、プロのピアノ奏者を目指すが、最終的には大阪府立盲学校、音楽科教師となる。
自身は国立の小、中学校、そして私立の高校でラグビーの主将を務める。その後渡米し大学在学中に起業、3社を経営し、38歳に売却。

その後は、様々なジャンルの会社の顧問を100社以上兼務しながらエンジェル投資家として、起業家の育成、投資、ハンズオンで役員となり30社以上の会社に投資。
その中で1社は東証一部上場を果たした。

一方で、投資先の企業に障がい者雇用促進する会社(D&I株式会社)の創業に関わり、取締役会長として創業よりおおよそ7年間携わる。

100社以上の上場企業での障がい者雇用の採用や定着のアドバイス、1000人以上の当事者の採用アドバイス、3社以上の特例子会社の設立、放課後等デイサービス4校、障害者のための塾の運営や、ビジネススクールの運営、人材紹介サイト等の立ち上げに関わる。
投資家として企業家育成による社会貢献は、自分としては一定の効果があったとは思ったが、世間では一向に障がい者の雇用率が(一般企業で働けている人はたった6%から動かない衝撃)上がってこない事に、常に憤りを感じる。

NPOを設立し、障がい者と共に富士山を10年以上毎年登ったり、マラソン大会や、24時間100キロウォークなどを主催して来たが、社会にダイバーシティの様々な定義はすれど、大きく雇用率は変動しない事への憤りを大きく感じる。
自ら別の会社を運営しながらも、この障がい者の人たちの境遇を知れば知るほど、起業家としていつも体が熱くなる。

そこで再度嫁と一緒にボラシェアを立ち上げ、障害者雇用のコンサルティングを地方の厳しいところでやってみたいと再び燃える。
ボラシェア以外の仕事を2018年(コロナ前)に全てリモートに切り替え、GMOインターネットの特例子会社設立を宮崎で実施、ボラシェアに本格的に参画。

2019年 ブルーオーシャン出版を自ら設立し、「日本国 就職率100%維持(注 障がい者も含む)」を出版